スポンサーサイト
出だし2日目に台風19号来襲による休館、さらに牧野れいなさん降板と、決して平穏ではなかった「SOB 1st」も、いよいよ楽日を迎えた。最後まで公演を“上げ続けよう”とする演者のみなさま、そして途中から緊急代演に入り“セミロング”を走り続けることになった楓彩さんにとっても区切りとなる日をプンラスで見詰めた。
<楽日じゃんけん大会>
平日楽日で楽勝か、と思っていたら豈図らんや、常連さん、“初めてさん系”団体さん、そして外国人の方などで、結局はいつも通りの競争率の場内に。
■無料招待券×2名
「グ」→「グ」→「チ」→★2名決定
■公演ポスター(サイン入り)×1名
「グ」→「パ」→勝者3名のうち男性1名が辞退・女性2名の直接対決→★1名決定
■1景・空さんから「1景・7景」×1名
「チ」→「チ」→「パ」→3名直接対決→★1名決定
■3景・香山さんから「香水(サイン入り)+箱」×1名
「グ」→「チ」→「チ」→「グ」→★1名決定
■4景・沙羅さんから「写真2枚+写真入りチロルチョコの詰め合わせ」×1名
「チ」→「パ」→「チ」→★1名決定
■5景・鈴木さんから「食べかけのガムボトル+使いかけの薬」×1名
「チ」→「チ」→「パ」→4名直接対決→★1名決定
■6景・橋下さんから「香水(サイン入り)」×1名
「パ」→「チ」→「パ」→→全滅で敗者復活→「チ」→2名直接対決→★1名決定
■7景・真白さんから「ブロマイド写真(サイン入り)+リップ」×1名
「グ」→「グ」→「グ」→「チ」→3名直接対決→★1名決定
<楽日ひとことレビュー>
【1景=空まこと/PIPPIN】
マジシャン真白の手によって、紫のハンカチが“変身”。終始「紫」をテーマカラーに進んでいく本景は、
軽快なステップとキレキレの振りで、水を得た魚のように生き生きと舞う空の爽快な演じぶりが印象的。
ベッドでの雄大なポーズから、立ち上がりで本舞台下手袖まで戻って取り出す紫の大布の扱い方、
そしてラストで再び紫の布へと戻っていくというお洒落なエンディングまで、
ファンタジックな物語で公演をスタートさせた空の活躍に、心からの拍手を贈りたい。
【2景=楓彩/アニーよ銃をとれ】
今日までは「代演」の位置づけであるが、明日からの本出演に向けての助走期間を得て、
準備万端で「2nd」を迎えられるとプラスに考えて、無事に完走していただきたいと心から願う次第。
【3景=香山蘭/NINE】
スト演目もモチーフとして用いられる前例も多い本景テーマ作品を、
香山らしい“エロティックな格好良さ”の追求で見事に演じてみせていただいた。
ポーズを切りつつ音楽を渡る構成や、前盆を出て花道でポーズを重ねるという形も意表を突くもので、
香山の個性が光るステージであったように拝見させていただいた。
【4景=沙羅/ミス・サイゴン】
女として、そして母として、悲劇的な運命を背負いながらも強く、美しく生き抜いた女性の姿を、
「浅草」の広いステージを文字通り隅から隅まで使って、
ダイナミックかつ情感豊かに舞い、演じるソロダンスを、毎回息を呑む思いで拝見させていただいた。
さらにゆっくり大きく作るベッドや、ミラーボールの光が強調されるシーンを交えた戻りの移動盆でも、
その存在感で圧倒する演じぶりを目の当たりにさせていただいたことに、心から感謝申し上げたい。
【5景=鈴木千里/CABARET】
「ポーカーフェイス」あるいは「クールビューティー」と形容され、
表情を作らない演じぶりが印象に残る鈴木だが、その動きの滑らかさ、
特に手首の柔らかな動きは、毎回のことながら引きつけられる思い。
さらに動きや振りを巧みに音楽に乗せる構成も、拝見していて実に気持ちの良いもので、
2景で見せる、実は“イタズラ仕掛け好き”という側面とも合わせて、
本公演のキーパーソンの一人に挙げたいという思いである。
【6景=橋下まこ/ヘアスプレー】
とにかく明るく楽しい“盛り上がり景”を、笑顔と元気いっぱいで演じ上げてみせてくれたことに
心からの拍手を贈りたい。
初めのうちはわずかだった“観客参加型パート”での振りへの参加も
共演者やダンサーズの力添えもあって回を追って広がり、楽日には一大ポイントとしてすっかり定着。
最終回の“観客参加型パート”では、最後の一振りを前に「ラストーーッ!」と
よく通る声で勢いをつけたのもお見事。
ベッドから立ち上がりも、弾けるような元気キャラでのパフォーマンスで大いに盛り上げてみせてくれた。
【7景=真白希実/エリザベート】
「死」をまとった黒ずくめの群舞で、空扮する皇太子を愛し、死の淵へと引きずり込み、
ついには自決へと導くトート役。
冷徹な表情を貫く群舞から、皇太子の亡骸を棺に収めたところで満足げに笑顔を浮かべ、
葬送の鐘とともに前盆へと向かうストーリーは、真白のクールな演じぶりとがっちりと噛み合い、
実に見応えのある景であった。
戻りの移動盆から、ラストの階段ステージでの立ち姿で圧倒するラストも、
目を釘付けにする見事な演じぶりであったように思う。
<楽日あいさつ>
最終回フィナーレは、場内の熱い手拍子と、ひときわ大きな演者のみなさまの掛け声が共鳴し合い、空前の盛り上がりの中、オペラ幕が閉まる。その拍手は、そのまま恒例の“督促手拍子”へ。再びオペラ幕が開くと、真白が「楽日あいさつ」のマイクを握る。
【真白希実】
「本日は10月公演『STEPS ON BROADWAY 1st』の千秋楽にご来場いただきまして誠にありがとうございます。
恒例の踊り子からのご挨拶をさせていただきたいと思います。」
【空まこと】
「1景を担当しました空まことです。どうもありがとうございました。
今回の公演は、空史上最高に楽しい公演となりました。本当にどうもありがとうございました。
明日からも1か月間まだ踊り続けますので、応援よろしくお願いします。」
【楓彩】
「2景を演らせていただきました楓彩です。
今回代役で、少しの間ですが『1st』のお姐さん方とご一緒出来て楽しかったです。
『2nd』もよろしくお願い致します。」
【香山蘭】
「3景を担当しました香山蘭です。20日間ありがとうございました。
すごく好きなミュージカルのナンバーばかりで、とても幸せな日々を過ごしました。
来月8周年を迎えますので、11月中『川崎』で待ってます。よろしくお願いします。」
【沙羅】
「4景を担当させていただいた沙羅です。
たくさん思うことがありすぎるので、ちょっと止めておきます(場内笑)。
楽月は今のところコースが入っていませんので、呑みに来てください!(場内笑)。」
【鈴木千里】
「5景、鈴木です。今回も楽しく踊らせていただきました。ありがとうございました。
11月中、蘭ちゃんも一緒で『川崎』で『大漁祭』を開催致します。
そして結はマッシーと一緒に『東洋』になりますので、みなさまよろしくお願い致しします。」
【橋下まこ】
「6景を担当しました橋下まこです。
2年生になって初めての『浅草』で、初心に返るような景を演らせていただいて、すごく楽しかったです。
MCをちょこちょこ間違えて、すみませんでした。私は来月は中に『東洋』、結が『川崎』になりますので、
よかったら遊びに来てください。ありがとうございました。」
【真白希実】
「7景の『エリザベート』を担当させていただきました真白希実です。
2回目の『SOB』の公演にも出演させていただいて、すごくうれしいです。
今回もたくさん踊らせていただいて幸せでした。
来月、私は中に『横浜』、結に『東洋』にいますので、よかったら遊びに来てください。
明日からも『SOB』の公演はまだまだ続きますので、
メンバーが代わって雰囲気もガラッと変わってくると思いますので、お楽しみにしててください。
これからも浅草ロック座をよろしくお願い致します。」
そして真白の音頭による「三本締め」から、アンコールウォーク。いろいろなことがありつつも公演の第一幕を下ろし、熱い盛り上がりの中、その熱を第二幕へと送りつつの大団円であった。
(敬称略・観劇日:2019(令和1)年10月31日(木))
無事の完遂を心より祈る「SOB」であったが、残念なことになった。牧野れいなさんが体調不良で10月23日(水)を休演、そのまま降板ということになってしまった。持ち前の“元気印”の演じぶりで、2景を中心に公演の盛り上げ役も担っていただけに、何よりご本人が最も無念であろうと思う。
代わって26日(土)から、本来であれば「2nd」から出演予定の楓彩さんが繰り上げ代演ということになった。レッスン期間を大幅に短縮しながらも、メイン景の2景に加え、バック景の5・6景にも出演とのことで、その心意気に拍手を贈りたいと思う。代演初日の26日(土)の2景を補遺としてまとめておきたい。
【2景=楓彩/アニーよ銃をとれ】
緊急代演初日となった楓。メインの2景に笑顔いっぱいで臨み、
1曲目の群舞途中で帽子が落ちるハプニングにも動じることなく“二代目アニー”を演じてみせてくれた。
下手袖に引き、赤ハット、赤ショーツに牛柄チョッキを羽織った白ブーツ姿に替えて
本舞台下手奥から再登場し、銃を持って移動盆に乗ると立ち姿で客席に狙いを定めつつ進み、前盆へと入る。
銃を置いて両ひざつきに姿勢を下げて始めるベッド前半、
四つん這いに伏せた姿勢から銃を手にして立て置いての両ひざ立ちでゆっくりと進め、
再び銃を置くと「チューリップ」の形を作って展開。
身体を返してのあお向けから、上体を起こしての座り姿で片ひざを軽く曲げ、上体を預けた姿勢で音楽を渡る。
ベッド後半では、片ひざを曲げ立てた座り姿から「横開き」のポーズ、
さらに銃を差し上げての「片ひざつき片足伸ばし片手差し上げ」のポーズを決めて立ち上がる。
帽子を胸に当てての一礼から移動盆へと歩み戻り、腰を下ろして「L」のポーズを決めると、
立ち上がって銃を構え、正面向き、上手向き、下手向きへと銃を撃ち込んで見せてから
両手で銃を差し上げた立ち姿から帽子を手にして動かし、右手で銃を立てた立ち姿での暗転で締めくくる。
末筆になりましたが、牧野れいなさんの一日も早いご快癒を心よりお祈り申し上げます。
(敬称略・観劇日:2019(令和1)年10月26日(土))
「STEPS ON BROADWAY」は、去年5-6月の同名公演のシリーズ第2弾ということになる。前公演は、みなさまもよくご存じのさる事情から、真白希実さんが異例の「1st」「2nd」通してロングで大トリを務めるなど、良きにつけ悪しきにつけ話題を呼んだことは記憶に新しい。
それ故の仕切り直し、というわけでもないだろうが、今公演は若手・中堅・ベテランとバランス良く手堅いメンバーが顔を揃えた感がある。よく知られたブロードウェイ作品を、今回はどのように“浅草流”に仕立てて見せてくれるのか、大型の台風が日本列島をうかがう初日をプンラスで観劇。
【1景=空まこと/PIPPIN】
開演前アナウンスからオープニングテーマ曲が続き、ゆっくりと客電が落ちてオペラ幕が開くと、
ブラックライトに照らされた白幕からいくつもの白手袋がのぞく。
すると白幕の中央を割って、黒シルクハットをかぶり、
黒の輝くスリーブレストップスに黒チョッキ姿の真白が登場。
オープニングのソロダンスを披露すると、クラウンスタイルのダンサーズを白幕や下手袖から呼び込んでいく。
そして下手袖にて真白が紫のハンカチを手にすると、
ハンカチが宙を舞って上手袖へ、さらに上手袖から中央上方へと飛ぶ。
同時に白幕が落とされ、本舞台中央上方にて白リングに腰掛けた、
ラベンダーパープルの羽根髪飾りやシルバーチョーカーを着け、
パープルのレオタードに白ニーハイブーツ姿の空が姿を現し、ゆっくりと降下の後、地上に降り立つと、
本舞台後方の階段ステージや舞台バックに輝くラインライトを背景に、
6人でのアクティブな群舞を本舞台から花道へと展開していく。
音楽が変わると、いったん袖に引いたダンサーズ4人が、
白黒ツートンのハットとジャケット、タイツパンツスタイルに替え、
本舞台後方高段上に仕込まれた“飛び出すシルバーステッキ”をキャッチして扱っての一舞を経て、
本舞台から階段ステージに散ってダイナミックに舞ってみせた後、
5人が下手袖に引いて銀幕が閉まると、前へ進み出た空が花道にて展開しつつ、
レオタードを脱いで花道に残して前盆へと進む。
前盆にての立ち姿での一舞で手を打ち鳴らしてから音楽を渡ってのベッド前半、
姿勢を下げて身体を横に流しての座り姿から、開脚や上体を後傾させての両足浮かせ上げなどで進め、
両ひざ立ちや四つん這いでのあおり上げを経て、腰をつき、両足を浮かせ上げて動きつつ音楽を渡る。
音楽が変わってのベッド後半では、「片ひざつき片足片手差し上げ」のポーズをリピートして切って見せてから、
「3点支持」のポーズを決めて立ち上がる。
両手を広げての立ち姿を作った後、花道へと引き、ゆっくり振り返って本舞台へと戻ると、
下手袖からパープルの大布を手にして、振りかざしながら前盆まで往復。
後ろ手に広げつつ本舞台中央へと駆け戻り、大きく振ってみせると、
閉まる銀幕の間で頭からかぶってうずくまり、まるで布に戻るように姿を消していく。
【2景=牧野れいな/アニーよ銃をとれ】
赤のハットをかぶり、チェックの長袖シャツ、Gパンに
白黒ツートンの牛柄のレッグカバーを重ねたカウボーイ姿の牧野と、
白ハットにブロンドボブウィッグを着け、イエローとブルーのミニドレスに
白黒牛柄タイツ姿のカウガール4人が、西部劇風の柵や馬車の車輪のセット前にて賑やかに舞い始める。
途中で投げ縄を取り出すと、縄跳びのように回してから、
鈴木と橋下が長縄跳びのように渡して回す縄を、牧野が跳ぶお遊びを交えて舞っていく。
音楽が変わると、牧野はいったん下手袖へと引き、
カウガール4人が酒を酌み交わしたり、じゃんけんでの“決闘”をみせてから引くと、
入れ替わりで赤ハットに赤ショーツ、赤フリンジつき白黒チョッキを羽織った姿でライフル銃を手に登場。
移動盆に乗ると、立ち姿から姿勢を下げ、片ひざ立ての姿勢で銃を構えて上手向き、
ついで下手向きと撃ち放ってみせた後、前盆へと歩み入る。
ベッド前半、銃を置いてから「片ひざつき片ひざ立て」の姿勢でハットを差し上げて音楽を渡り、
「片ひざつき片足横伸ばし」から「片ひざ曲げ片足横伸ばし」での座り姿を経て、うつ伏せで銃を構える。
そして銃を置いて「片ひざつき片足横伸ばし」から、
腰を下ろしての片ひざ立てやM字開脚でゆっくりと進めていく。
片ひざを軽く曲げた上に腕と顔を預けて音楽を渡ってのベッド後半、
ひざを手で打ってリズムを取ってから、再び銃を手にして差し上げての「3点支持」から
「スーパーL」のポーズを切ってみせ、片ひざつきで銃を構えて立ち上がる。
早足で移動盆を追い掛け、銃を両手で持っての後ろ立ち姿から振り向きつつ動いて、
両手で差し上げての「レイバック」を決めると、銃を扱いながらの立ち姿で暗転。
【3景=香山 蘭/NINE】
白幕にプロジェクターから「NINE」のプロローグ映像が投映されると、
白幕がゆっくりと上がり、その後ろから、シルバースパンコールが輝くミニドレス姿の香山と、
黒ショートウィッグに黒縁めがね、白ワイシャツに黒ネクタイを着け、
光沢地のスーツ上下の男装の2人(沙羅・鈴木)が踊りながら登場。
セクシータッチの振りを交えてのトリオダンスを、
ラインライトもまぶしい階段ステージをセンターにしたセット前で舞っていく。
途中で照明が落ち、プロジェクター映像に照らされながらの
香山と沙羅の絡みなどを挟んで進めてから、音楽終わりを階段ステージで決める。
音楽が変わると、階段ステージの下手側で輝く飾りがついた黒ビキニ上下姿に替え、
本舞台中央へと進むと腰を下ろして黒ヒールを履いてから閉まる銀幕前へと進み、
花道でダイナミックに舞いつつ前盆へと進む。
ベッド前半、前盆にての立ち姿での舞で音楽を渡り、
スローなジャズ曲に乗せてセクシータッチに身体をくねらせながら姿勢を下げ、
座り姿から両ひざ立ちなどで動いていき、ビキニトップをフロントで外してから
「片ひざつき片足伸ばし片手差し上げ」のポーズを切りつつ音楽を渡る。
音楽が変わってのベッド後半では、腰をついての両足振り上げや両ひざ立ちでの手の振りで動き、
ついで両手を後ろについての両足浮かせ上げや四つん這い、
「片ひざつき片足横伸ばし」などに姿勢を入れ替えていく。
そして横転しつつ花道へと出て「スーパーL」のポーズを切り、
さらに「横開き」から「シャチホコ」のポーズを決めて立ち上がる。
本舞台へと歩み戻ると、上手、中央へと立ち寄り、下手袖へと歩み去りつつ暗転。
【4景=沙羅/ミス・サイゴン】
本舞台下手に階段ステージが寄せられ、上方からすだれが下がるセットを背景に、
上手側にてベージュのモンロードレスにゴールドベルトを着けて座った姿が
下手側からのスポットライトに浮かび上がる。
前方から後方へと転がるように動いた後、立ち上がり、しなやかかつダイナミックなソロダンスを舞い始める。
中盤では上手側袖幕やさらに外側の円柱をも使って情感たっぷりに舞った後、
本舞台下手へと動き、逆光に近いサイドライトの中、本舞台中央手前から中央奥へと舞い、
1曲目終わりのクライマックスに合わせて、
右手を差し出しながら本舞台中央奥から前盆へと一気に駆け込むという異例の前盆入りを見せる。
両腕を交差させた立ち姿で音楽を渡ってのベッド前半、両腕をゆっくりと胸前に当てると、
身体をくねらせるように動かしつつ姿勢を下げ、腰を下ろした後、スカートの裾を差し上げ、
身体を横に流した姿勢から、ゆっくり横から上げていく「L」の形を作っていく。
そして「片ひざ曲げ片足後ろ伸ばし」で片手を差し上げると、ゆっくりと下ろした後、
ドレスの裾を両手で抱え上げてから、上体を後傾させ後ろ手をついての両足の動きを経て、
「片ひざつき片足後ろ伸ばし両手差し上げ」から顔前に両手を構えた形で音楽を渡る。
音楽が変わってのベッド後半では、「片ひざつき片足後ろ伸ばし」の姿勢から
「片ひざつき片足片手振り上げ」のポーズをダイナミックに切って見せる。
ついで「スーパーL」のポーズを決め、[アメリカンバック」風の形を作ると、
「片ひざつき片足立て上体反らし両手広げ」のポーズを切っていく。
そして前盆の縁に腰掛けての上体反らしや両足浮かせで動いてから、
「片ひざつき片ひざ立て」で上体をひねった形を作って立ち上がる。
移動盆へと歩み戻り、両手を合わせての立ち姿を作って振り向くと、両手を横に広げた形を作り、
ついでドレスを下ろしての立ち姿で両手を前から横に広げ、片手を横に流した立ち姿を見せつつ、
銀幕の陰へと姿を消していく。
【中休憩】
中休憩映像は11月公演となる「2nd」の出演者紹介から。
■天希ユリナ/宣材写真+プロフィール
■藤川菜緒/宣材写真+プロフィール
■楓 彩/2019年6月公演「Lovers 1st」1景「アントニーとクレオパトラ」
■ALLIY/2019年6月公演「Lovers 1st」3景「リチャード3世」
■藤咲茉莉花/2019年6月公演「Lovers 1st」6景「オセロー」
■小野今日子/2019年4月公演「TO -Time is Over- 2nd」2景「どろろ」
■南 まゆ/2019年8月公演「百物語 第二期」8景「ゴースト」
そして“正統派”の公演に合わせてか、「演目紹介」が「各景踊り子衆」のナレーションで格調高く綴られる。
各景の観方を深めるに当たって必見の内容、ぜひお見逃しなく。
【5景=鈴木千里/CABARET】
「サリー・ボウルズ!」を呼び出すコールで、黒ハットにシルバーバーチョーカーを着け、
輝く飾りがついた黒スリーブレストップスに黒ショートパンツ、
黒タイツ姿の鈴木が下手袖から歩み出し、本舞台板付きで同様の衣装でいすに腰掛けていた6人と合流。
鈴木をセンターにV字状にいすを配置しての群舞を、あでやかに繰り広げていく。
1曲目終わりで鈴木がいったん下手袖に引くと、残った6人でしばし展開した後、
一人ずついすを引いて下手袖へと消え、
代わって赤黒ツートンのモンロードレス風ベッド着に替えた鈴木が本舞台下手奥から歩み出て、
しなやかな舞姿を見せつつ、閉まる銀幕前から花道、前盆へと進んでの立ち姿で音楽を渡る。
音楽を変えてのベッド前半、立ち姿でベッド着の前を開いてひざつきに姿勢を下げると、
「片ひざ曲げ片足横伸ばし」から両足浮かせ上げなどで動き、
「片ひざつき片足後ろ伸ばし」の姿勢でベッド着の裾を手にしての振りを経て、
「片ひざ曲げ片ひざ立て」で片腕をひざの上に預けた姿勢で音楽を渡る。
ベッド後半、横になって転がり、再び上体を起こすと「スワン」や「スーパーL」
「横開き」「片ひざつき片足横伸ばし片手差し上げ」
「片ひざつき片ひざ立て後ろ手つき片手差し上げ」のポーズを次々と切っていく。
身体を横に流した姿勢を経ての「3点ブリッジ」を決めて立ち上がる。
ターンを決めてから一礼の後、ベッド着の裾を振りつつ移動盆へと歩み戻り、
前ツラに腰掛けた後、両ひざ立ちからの「上体反らし片手差し上げ」のポーズを決めて立ち上がる。
立ち姿でターンを交えて舞うと、後ろ立ち姿での両手広げから振り向いた姿で銀幕の後ろへ。
【6景=橋下まこ/ヘアスプレー】
銀幕が開くと、階段ステージを本舞台中央に寄せ、その間に「スプレー缶」を模したセットを置いた前で、
ピンクの布髪飾りにピンクのセパレートドレス、ピンクロンググローブ姿の橋下が飛び出し、
それを追うように、オレンジミニドレスの香山と、イエローの牧野、
さらにリーゼントヘアに派手なシルキーカラーシャツと同色のジャケット、
白パンツスタイルの男役ダンサーズ2人の5人構成で、
ダンサーズが女性陣に華麗なダンステクでアピールする群舞を展開。
音楽が変わると橋下が本舞台中央奥に引き、
残った4人が本舞台中央前方に横一列に並んで“観客参加型”の振りを交えて一舞し、
下手袖に引きつつ橋下を呼び込むと、ショッキングピンクのマラボーを上体に絡めて
フリルスカート型腰飾りを着けた姿に替えた橋下が代わって進み出て、
花道で“観客参加型”の振りを誘って舞った後、前盆へと歩み入る。
立ち姿で音楽を渡ってのベッド前半、姿勢を下げていき、
四つん這いや腰をついた姿などに姿勢を入れ替えて動くと、両ひざ立ちでマラボーを外してから、
四つん這いから腰をついての両足振り上げなどで動いてから両手の振りで進めていく。
そしてベッド着のアンダーを外して淡黄色の短腰布姿に替え、
両ひざ立ちでの上体反らしの姿勢で音楽を渡る。
邦楽女性ボーカル曲でのベッド後半では、両足旋回や片足振り上げなどで動いてから、
「横開き」や「片ひざつき片足横伸ばし片手差し上げ」、
さらに「横開き」と「L」のポーズをクイックにつないで切って見せ、
「3点支持」のポーズを決めると、ピンクマラボーを羽織って立ち上がる。
一礼の後、花道から本舞台にて笑顔いっぱいに舞うと、銀幕前で片手を差し上げての暗転。
【7景=真白希実/エリザベート】
銀幕が開くと、2018(平成30)年9-10月公演「Once Upon a Dream」4景「青髭」(武藤つぐみ)で使われた
棺をイメージさせる白の六角柱パイプフレームが本舞台中央奥の移動盆上に置かれ、
その中に、今年7-8月公演「百物語」3景「金縛り」で登場したキャラクターと同じ衣装の
シルバースパンコールの面を着け、黒全身網タイツに黒の裂け目入りマントを羽織った
ダンサーズ4人が板付きでの姿を現す。
移動盆がその場で回り、4人がフレームの上手・下手に分かれると、
黒布髪飾りを着け、黒レースロングドレス姿の真白が立ち姿を見せ、
さらに下手側の階段ステージ上から、紺の軍服に白パンツ姿の男装の空が加わり、
真白と空のツインダンスを中心に、愛と死を暗喩した黒の群舞をドラマチックに舞っていく。
音楽終わりをフレーム内で迎え、真白が本舞台中央奥へと引くと、
フレーム中央に立った空の前に、ダンサーズ2人が拳銃を差し出す。
それを握り、こめかみに当てて引き金を引く空。銃声とともに倒れると、
黒羽根髪飾りを着け、黒羽根セパレートの上に白羽根ロングマントを羽織った真白が進み出て、
空の身体を抱いて座らせ、満足そうな冷酷な笑みを浮かべる。
そして葬送の鐘が鳴り響く中、閉まるオペラ幕の前へと歩み出し、
空を見つめるような立ち姿を作って音楽を渡る。
その後、花道をゆっくりと進み、いったん立ち止まるとマントを翻して外し、
花道に広げ置いてから前盆へと入る。
ベッド前半、立ち姿での手の振りからひざつきに姿勢を下げ、
「片ひざつき片足横伸ばし」から片手を後ろにつき身体を横に流した姿勢を経て、
上体を後傾させたM字開脚や、両足を振ってうつ伏せへと姿勢を入れ替えていく。
さらに両足旋回からあお向けに倒れ、片ひざを軽く曲げた形で音楽を渡る。
ベッド後半では、ゆっくりと上体を起こすと
「片ひざつき片足横伸ばし」での座り姿での手の振りから「L」や「上げ足上げ手つかみの横開き」
「片ひざつき片足横伸ばし片手差し上げ」のポーズを切って立ち上がる。
花道で白マントを後ろ手に広げて移動盆へと早足で戻ると、マントを羽織った立ち姿で振り向き、
移動盆から階段ステージへと上って、マントを下ろして携えた立ち姿で、閉まる銀幕の後ろへと姿を消していく。
【フィナーレ/ムーラン・ルージュ】
銀幕が開くと、赤黒羽根髪飾りに赤のカンカンドレスの舞姫6人と、
黄黒ドレスのダンサーズ4人が次々と登場。
大きく裾を振り広げ、まくり上げて舞いつつ、時折大きな声を響かせながらのカンカンダンスや
“風車”のフォーメーションなどを展開していく。
下手袖から、赤・白・青のトリコロールカラーのドレス姿の真白が加わると、
MCを橋下が務めてのメンバー紹介へ。
舞姫7人は前盆まで一人ずつ進み出てのコールから、本舞台へと戻った後、
花道までせり出しての展開から、本舞台中央の階段ステージに上ってフォーメーションを作り、
オペラ幕が下りてのエンディング。
(敬称略・観劇日:2019(令和1)年10月11日(金))
本公演タイトルの「ADVENTURES」は日本語に訳せば「冒険」となる。題名の通り、「浅草」初乗りの新人さんを含む若手中心の「2nd」出演者にとって、それぞれの「冒険」があったような気がしてならない。筆者が(勝手に)感じた“各演者にとっての冒険”を振り返りながら、20日間に及んだ道のりの集大成を、楽日4回目から最終回にかけて見詰めた。
<楽日じゃんけん大会>
平日楽日ということもあり競争率は低めかと思いきや、熱心な応援さんから“初めてさん系”団体さん、そして外国人の方まで、バラエティーに富んだ場内となる中で戦いが繰り広げられた。
■無料招待券×2名
「チ」→「チ」→「パ」→「グ」→3名直接対決→★2名決定
■公演ポスター(サイン入り)×1名
「チ」→「パ」→「グ」→3名直接対決→★1名決定
■1景・原さんから「冒険の地図+松ぼっくりアクセサリー」×1名
「パ」→「グ」→「チ」→「パ」→2名直接対決→★1名決定
■2景・早乙女さんから「たばこ+伊達締め」×1名
「チ」→「パ」→「パ」→全滅で敗者復活→「グ」→「チ」→2名直接対決→★1名決定
■3景・みおりさんから「宇宙のかけら」×1名
「グ」→「チ」→「パ」→3名直接対決→★1名決定
■4景・荒木さんから「『パイレーツ・オブ・アラッキー』の噂の秘宝」×1名
「パ」→「グ」→「チ」→「グ」→2名直接対決→★1名決定
■6景・友坂さんから「ドリーミーなお寿司セット」×1名
「チ」→「パ」→「パ」→2名直接対決→★1名決定
■7景・花咲さんから「香水」×1名
「チ」→「パ」→「パ」→「グ」→「チ」→全滅で敗者復活→「グ」→★1名決定
■8景・徳永さんから「『風の守り神』キーホルダー」×3名
「グ」→「チ」→「グ」→★1名決定
<楽日ひとことレビュー>
【1景=原 美織/原ヒロシ探検隊】
デビュー2週目での「浅草」初乗り、というだけで、もう立派な「冒険」であろう。
しかしさすがの経験値の高さによる豊かな表情と演技、勢いのあるベッドから立ち上がりを見せて
場内を大いに盛り上げ、トップバッターの役割を堂々と果たしてみせてくれたことに心から拍手を贈りたい。
【2景=早乙女らぶ/鬼ヶ島 決 けじめ 戦】
「EARTH BEAT 2019 RISING 2nd」での、とにかく明るく楽しい「カリンカ」から一転、
アジトである鬼ヶ島に、敵対勢力「桃太郎」が踏み込む直前の“鬼の極妻”役は、
言わずもがなの「冒険」であったであろう。
そこで見せた憂いを込めた表情や、喪服ばりの黒長着、
片足の小鉤を外して力なく歩く前盆入りなど、随所に役作りの工夫が光る。
そして極めつきが「ライター」という小道具を見事に使った立ち上がりまで、
まるで一編の短編映画を見たような充実の舞台であった。
【3景=みおり舞/gravitation】
久しぶりとなる「浅草」出演に、セルフプロデュースのソロ景という独自スタイルで臨む「冒険」を見せた。
前衛抽象芸術テイストの“衣装”に、コンテンポラリー系の動きから、
十八番のバレエテクニックを存分に盛り込んだ、みおりらしい個性あふれる演じぶりに加え、
場内に跳ねる六角形板からの反射光が、宇宙空間をイメージさせるような幻想的な光景を生み出ていた。
【4景=荒木まい/アン・ボニー&メアリー・リード】
後述するように「荒木まい」という名前では最後となるステージに、
定番のアイドルキャラではなく“かっこいいキャラ”で挑む「冒険」の日々となった本景。
中トリというポジションでのダイナミックに息つく間もなく展開する群舞のセンターを見事に務め、
ベッドや戻りの移動盆も、丁寧な演じぶりが気持ちのよい舞台を楽しませていただいた。
【5景=徳永しおり】
初日の緊張ぶりを見ても、これを「冒険」と言わずして何をか言わんや、というエクストラ景。
しかし楽日には、そこはかとない哀愁を帯びたような音色が、秋の夜に沁みるように響いていた。
最終回の演奏を終えた徳永が下手袖に戻ると、袖の奥から拍手が響く。
それに呼応して、場内からももう一度大きな拍手が贈られたのだった。
【6景=友坂 麗/トラック野郎】
ベテラン舞姫にとっても、コミカルな群舞で楽しく盛り上げるステージングは、
ある種の「冒険」だったのではないだろうか。
観客参加型へと発展したトラック野郎とマドンナたちの本景も、随分と遊びを交えたものになった。
最終回は、三番星がジュエリーケースを差し出しての「100回目のプロポーズ」を成功させ、
場内から大きな拍手が贈られた。
そして進むベッドからは、時折笑顔を客席に向けながら余裕たっぷりに見せる
“友坂ワールド”をたっぷりと楽しませて頂いたことにお礼を申し上げたい。
【7景=花咲ぼたん/Prayer】
大自然の中で遊ぶアイヌの少女が、聖なる存在へと姿を変えていく美しくも哀しい物語。
「冒険」という言葉のイメージからはやや距離を置くストーリーをいかに表現していくか、
それもまた一つの「冒険」だったように思う。
そんな本景を、静かに内に込めた演じぶりで鮮やかに描いてみせたステージに拍手を贈りたい。
【8景=徳永しおり/モルジアナ】
徳永にとっては『5景だけで「冒険」は十分』で、
本景は“正統派大トリ”として臨む景だったように思えるほど、堂々たる演じぶりをみせていただいた。。
ストーリー性豊かに展開していく群舞において、品をまとった独特の存在感で智恵者モルジアナを演じる姿、
そしてしっとりと、かつ伸びやかに切っていくポーズや、ミラーボールの光を背負っての立ち上がりから
戻りの移動盆と、持てる舞台力を拝見させていただいたステージであったように思う。
<楽日あいさつ>
最終回、メンバー紹介MC原の「冒険者たちに栄光あれ!せーの、ADVENTURES!!」のコールが響いて、いったんオペラ幕が閉まると、拍手が恒例の督促手拍子に変わる。すぐにオペラ幕が開き、徳永がマイクを持って切り出す。
【徳永しおり】
「ありがとうございます!20日間の冒険を見守っていただいて、無事楽日を迎えることが出来ました。
ありがとうございました。
冒険の最後に、1景のお姐さんから順にメッセージを伝えさせていただきたいと思います。」
【原 美織】
「浅草ロック座のおにいちゃん、おねえちゃんたち!こんばんはーーー!(場内「こんばんはー!」)
1景を担当させていただきました、エッチでMな、みんなの妹、原美織でーす!
みなさん、すみません…場違いなあいさつしちゃって(笑)。
私、本当に浅草ロック座の舞台に、いつか立ちたいと思っていたので、
まさかデビュー2週目で乗れると思っていなくて、本当に幸せです。
ただ正直、浅草の舞台に立つのにあたって、あまり自信を持って立つことが出来なくて、
今までの人生で一番自信がないまま当日を迎えてしまって…(涙)、
ですけどみなさん本当に温かく迎えてくださって、どうもありがとうございます(涙)。
無事に完走出来たのは、みなさんのおかげです。どうもありがとうございます。
お姐さん方もダンサーのみなさんも本当に温かくて、
原美織一人の力で20日間走り切れたとは思っていません。みなさん、本当にありがとうございます。
原ヒロシは除隊致しますが、私、踊り子・原美織の冒険はまだまだ続きます。
踊り子・原美織が栄光をつかめるかどうか、みなさんこれからも見守ってください。
どうもありがとうございました。」
【早乙女らぶ】
「はーい!みんな元気?2景の鬼ヶ島の極道の妻を演った、やつだと思ってないでしょう?(笑)
つながんない人もいるかもしれないけど、そいつです。
今回、3か月ぶり2回目の浅草ロック座に乗せていただいて、前回は『ヒュー』みたいなのでしたけど、
今回真逆な役を頂けて、みなさんビックリするだろなと…ビックリした人?(場内から挙手)
ありがとう。ビックリしてくれるかなって楽しみにしてて、らぶもすごくビックリでした。
でもこうやって20日間させていただけたのも、今ここにいらっしゃるみなさんのおかげです。
練習の時からすごくチームワークが抜群で、みんなで協力していっぱい練習して、
毎日仲良くいたずらしあったりとか、大好きすぎて、結婚したいぐらい大好き(場内笑)。
やだなー終わるの…。本当に観てくれたみなさん、今いるみなさんと、スタッフさんと
一緒に冒険出来て、すごく幸せでした。本当にありがとうございました。」
【みおり舞】
「6景の…じゃなくって(場内笑)、3景の『gravitation』を担当しましたみおり舞です。
本日は誕生日を祝っていただき、本当にありがとうございます(場内から「おめでとう」の声)。
途中で誕生日だっていうことも忘れるぐらい、毎日が楽しすぎて、毎日が特別な日でした。
楽しかったです。いろいろ言いたいことはあるんですけど、言いたいことというのはポジティブなことで、
楽しかったとか仲が良かったとか、みなさん舞台を観ていて感じたことだと思うので、
それは後ほどツイッターに書きたいと思います。ありがとうございました。」
【荒木まい】
「はい!みなさん、こんばんはーー!!(場内「こんばんは!」)。
このたび4景の『アン・ボニー』&イベントでは『パイレーツ・オブ・the・アラッキー』を
担当させていただきました荒木まいです。
みなさまには申し上げにくいんですけれども、自分自身、カッコイイ演目には今まで全く興味がなくて、
このたび超絶カッコイイ景を担当させていただけて、自分もカッコイイ演目を作ってもいいのかなと、
少しだけ勇気を頂きました。貴重な機会をありがとうございます。
20日間とても毎日充実していて、本日で私『荒木まい』という名前でのお仕事が全て終了致しました。
長い間お世話になりました。明日から改名致します。新しい名前は『あらきまい』です
(1~3景担当の3人が昭和のズッコケ芸を披露)。表記がひらがなに明日からなります。
『あらきまい』は変わらないんですけど、字がひらがなになります。
ちょっと見た目ダサいかもしれないんですけど、画数が前より良くなったので、
これからもより一層頑張っていきたいと思っています。
今週大変お世話になりました。毎日たくさんの笑いを届けてくださった踊り子のみなさん、
全景一緒に踊ってくださった頼もしいダンサーズのみなさま、背中を押してくださった劇場のみなさま、
たくさんご来場してくださったお客さま方、本当にありがとうございます。
最後にみなさま、関西へ来られた際は、ぜひ大阪東洋ショー劇場へ。ありがとうございます。」
【友坂 麗】
「みなさん、こんばんは!(場内「こんばんは!」)。
6景の『トラック野郎』を担当させていただきました友坂麗です。
20日間本当に楽しい日々で、みんなおっしゃった通り、毎日笑いまくって過ごした20日間でしたので、
本当に思い残すことはないんですけれども、私、運転免許を持っておりませんので(場内笑)、
『トラック野郎』の景にあたり、ついハンドルが大きくなって、船を操縦するんじゃないという(場内笑)
こう、大きくなるんです。それがうまく出来たかなっていうのだけ、ちょっと心配だったんですけど、
トラックに見えましたか?(場内拍手)ありがとうございます。
演目でもこういったコミカルなものも、もしかしたら作ることもあるのかもしれないんですけれども、
こういった挑戦をさせていただいた浅草ロック座にも感謝し、20日間見守ってくださったダンサーさん、
メンバーのみなさん、お客さま、本当にありがとうございました。」
【花咲ぼたん】
「7景を担当しました花咲ぼたんです。言いたいことはたくさんあるんですが、
今回まさか死ぬ役を与えられるとは思いませんでした。
テーマ的には第一印象はとっても暗かったかなと思うんですけれど、イメージ的に死ぬっていうことで
でも今週メンバーが…もうダメだ…(涙)…メンバーがすごく学校みたいに楽しい毎日で、
自分の景の役作りですごく悩んだりもして、やっぱり最初は悲しい気持ちばっかりで、
毎日笑ったぶんだけ、泣いたりもしたんですけど、お姐さんたちと後輩ちゃんの温かい空気と
温かく見守ってくれたお客さんたちのおかげで、明るい方向に演目を持って行けて、
闇じゃなくて、うっすら光が見えたかなって、
自分も光の中に吸い込まれるように最後は行けたかなって思いました。
なので、すみません…よく分かんないこと言ってますが、本当にありがとうございました。」
【徳永しおり】
「5景と8景を担当させていただきました徳永しおりです。
楽日のあいさつの中で、今までで一番穏やかな優しい感じの顔を
出来ているんじゃないかっていう気がします。
それぐらいメンバーも公演も本当に大好きで、楽しいことしかなかったなって思ってます。
5景は、ストリップ劇場でバイオリンを弾くという信じられないことが起きまして、
聞いてくださった方は、特技とか書いてあるの絶対ウソだって思ったって思うんですけど、
虹を越えたいっていう気持ちで、手足を震わせ、弓を落としかけながら、
なんとか100回頑張ってみました(場内拍手)。
数年前まで、完璧じゃないと人前でものを披露しちゃいけないとか、ずっと思ってたんですけど、
完璧じゃなくても一生懸命頑張ってみることとか、すごく大事なんだなっていうのを、
ヘタクソながら思っていた5景でした。
8景は、すごく頼もしいお姐さん方と一緒に踊らせていただいて、
毎回ダンサーさんのかっこいいダンスの後で出てくる時の緊張感とか、
憧れのお姐さんたちにバックについていただいて踊る緊張感もありましたけど、
今までで一番って言っていいぐらい楽しい自分のメイン景でした。
本当にそれ以外は言葉が全然浮かばないぐらいポジティブな気持ちしかなくて、ただ楽しかったです。
ありがとうございました、楽しかったです、すごく。
そして今日は、最初から最後まで本当に幸せな一日になって欲しいと思ってました。
大好きな憧れのみおり舞姐さんのお誕生日ということで、実は踊り子さんやここにいるいろんな人から
舞姐さんに対する思いの詰まった贈り物がございます。」
誕生日のお祝いのメッセージの寄せ書きが書かれた、みおりの公演ポスターが贈られた。
【みおり舞】「ありがとうございます。」
【徳永しおり】
「8つのADVENTURESをみなさんに見守っていただいて、本当にありがとうございました。
この後も、それぞれ別のルートを歩いていくことになりますが、よろしくお願いします。
ありがとうございました。」
そして徳永の音頭での「三本締め」からの「アンコールウォーク」、こうして笑いとちょっとの涙の中、それぞれの冒険は幕を閉じていったのだった。
(敬称略・観劇日:2019(令和1)年10月10日(木))